構造物性Ⅱグループ

グループ概要
構造物性Ⅱグループリーダー

櫻井 吉晴

構造物性Ⅱグループは、SPring-8の特徴の一つである高輝度高エネルギーX線を用いた物質中の原子や電子のダイナミクスに関する研究を次の3つの手法を用いて進めております。コンプトン散乱では、金属の顔と呼ばれるフェルミ面の形状の決定や強磁性体中のスピンに関する知見が得られます。核共鳴散乱では、放射光を用いて原子核の共鳴励起を行い、原子核と電子の相互作用である超微細相互作用を通じた電子状態や原子核物理等の研究に加え、放射光だけで可能な非弾性散乱を通じた元素選択的な格子振動の研究を行っています。また、フォノン研究において中性子散乱と相補的な高分解能X線非弾性散乱では、微小試料や超高圧下を含め、様々な物質のフォノン分散を調べ、物質の相転移や機能についての研究を進めています。

グループ構成チーム

非弾性散乱チーム
非弾性散乱チームは、SPring-8の特徴の一つである高輝度高エネルギーX線を用いた物質中の原子や電子のダイナミクスに関する研究を次の3つの手法を用いて進めております。

メンバー

  • 主席研究員 櫻井 吉晴(グループリーダー)

非弾性散乱チーム
  • 主幹研究員 筒井 智嗣(チームリーダー)
  • 主幹研究員 依田 芳卓
  • 研究員 石川 大介
  • 研究員 内山 裕士
  • 研究員(技術担当) 辻 成希
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